2009年07月12日

宗教と戦争と

現代の世界においては、理念の相違が地球上のあらゆる所で戦争を引き起こしてきたし、今も引き起こしています。

このような世界においては、多くの人々は、宗教に対してかえって懐疑的になり、実は宗教こそが問題であるとすら言うこともあります。
しかし、この分析は完全ではありません。ほとんどの場合は、政治的、人種的底流が、宗教的衝突を促進するからです。宗教的狂言者たちが、宗教を利用して殺戮を正当化しようとすればできるし、またそうしてきているといっても、しかし、それは事実の一側面にしかすぎません。どれほど多くの場合、宗教の教えによって、殺人が思いとどめられ、避けられ、停止されたことでしょうか。

私の考えでは、宗教というものは、確かに問題であるようにも見えるのですが、逆説的に言えば、実際に”平和”を実現しようとするならば、そのたった一つのチャンスは宗教にあるとも言えるのです。

宗教の確信的メッセージは、人間を、より愛のある、より慈悲深い者となれるようにするものです。殺せ、強姦せよ、盗めなどと露骨に教えている宗教というものを想像できますか。それは地獄でしょう。

お父様がよくおっしゃることは、本来、理想が実現された状態にあっては、宗教というものは、必要がないということです。私は、このことが宗教的伝統を破壊し、抑圧せよということではないと信じています。
つまり、そうであれば、あの悪なる共産主義の繰り返しになるからです。

むしろ、私たちはどの教派に属していたとしても、互いに異なっていると感ずるよりも、もっと互いに似ていると感じるようになるだろう、ということかもしれません。

あるいは、人の中に存在する善なるもの(本心)を見なければならない、という根本的自覚について語っているのかもしれません。

私たちの教派を土台とした意識構造を乗り越えて、互いを同じ人類、兄弟姉妹として見ることが出来るようになれ、と言っているのかもしれません。

「はげ頭と苺」P94〜P96

この文を読んで、「戦場のメリークリスマス」、「シンドラーのリスト」など思い浮かびました。
日本にいると、今もなお争いが絶えないことなど、忘れがちですが、最近もニュースでみかけます。

戦争でなくても、殺人のニュースは、日本でも日常茶飯事。
もう、法律や規制では、ゼロにはならないのではないかと思います。
ゼロにする方法、それは、やはり皆の意識を見直すしかないと思います。
何が善で、何が悪いことなのか。
当たり前に思えますが、それが本当の意味で分かっていないから、殺人なんてことが毎日起きてしまうと思います。

そうすると、宗教がどれほど重要になってくるかと思います。

文先生も、自分の宗教を大きくしたいがためではなく、平和に通じる道だから、あえて、宗教のスタイルをとったに過ぎないのかもしれません。

一部の心のない言葉よりも、本質を見極めて、人の中に存在する善なるもの(本心)を見る、という根本的自覚をもって生きたいと思います。


最後に私の好きな曲です^^
本当に癒されます。
ねずみのベンの事を歌ってますが、どこか宗教に対しても重なって聞こえてきます。
わかろうとする心は本当に大切ですね。
↓↓↓



★--------★--------★--------★--------★-------

*今日も読んでくださり、ありがとうございます!*
↓よろしければ応援クリックお願いします
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 宗教へ
にほんブログ村

★--------★--------★--------★--------★--------
posted by はっぴー at 00:58| Comment(2) | TrackBack(0) | はげ頭と苺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月11日

宗教相互間

神学や、神話、物語、あるいは宗教儀式においては、多くの”変形”があるかもしれません。しかし、私たちが忘れてはならないのは、これらの変形を下から補強している共通の”主題”こそが、それぞれの宗教に属する人々に、他者に対し、愛に満ちた、思いやりのある、あるいは助けようとする生き方をするように、強く要請しているということなのです。
このことは、真の文化相互の、また宗教相互間の理解と寛容を促進するにおいて、大きな希望です。

宗教間の対話だけでは充分ではありません。私たちが”統一そのものに成らなければ”ならないのです。ですから私は、信仰をもった人々が、他の様々な宗教的背景をもった人たちと経験を共にし、共に実践をし、共に礼拝し合うことが非常に重要であると確信しています。
もちろんこれは簡単なことではありません。というのは私たちが、偏見や先入観を持ち込むのは、避け難いことだからです。そこで、成すべき仕事は、宗教人たちがこのような傾向性について、もっと自覚を深め、他の宗教に対して同胞として受け入れる心を備えることです。このことは、自分自身の所属する伝統の道徳的価値を捨てることではなく、他の兄弟姉妹との間に相違点を探すのではなく、むしろ一致する点を探すことを、もっと固く決意しなければならないということです。

「はげ頭と苺」P93P〜94

”一致する点を探すことを決意する”
決意をしなければ、本当に難しく、解決できないものなのでしょうね。

自分が自分でいるかぎり、他と違うところを自然と探して生きているように思えます。
それは、個性ともいいますが、個人の場合は、それは良いことでもありますが、だからといって、他を攻撃するのはお門違いですよね?

神様からみたら、みな一緒、同じ神様が創造した人間なのです。
価値観の違いは、動機が良いものなら、極論、どう思っても良いと思います。

私自身も、犯してしまいがちなのは、相違点を探してしまうということです。
相手とどれだけ違うか探すよりも、同じ部分を探して歩み寄っていくことは、ものすごく発展性があることだと思います。

男女間、夫婦間も、同じことが言えますよね?
あらゆる人間関係は、そう感じます。
同じ部分を見つけないとどんどん離れていってしまいます。
そう感じませんか?

宗教は、人間が信仰しているもの。
人間同士です。
同じ人間なのなら、一つになることも可能なのだと思います。

それにしても、”信仰をもった人々が、他の様々な宗教的背景をもった人たちと経験を共にし、共に実践をし、共に礼拝し合う”ことが本当に実現したら、夢みたいな話しですね^^
実現できるといいですし、そうできると信じて頑張ります^^)/

★--------★--------★--------★--------★-------

*今日も読んでくださり、ありがとうございます!*
↓よろしければ応援クリックお願いします
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 宗教へ
にほんブログ村

★--------★--------★--------★--------★--------


posted by はっぴー at 00:18| Comment(3) | TrackBack(1) | はげ頭と苺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月10日

各宗教の神様について

神様は、すべての信仰の中に、あるいは”神”として、また“タタガタガルバ”、”アッラー”、”ニルバーナ”、”タオ(道)”等として見られ、科学の分野においてすら、量子として見ることができる等々。それが宇宙的エネルギーに対する信仰であれ、あるいは全能の神であれ、遍在する善に対する信仰であれ、これらすべて”唯一のお方”とその実在に対する、異なった角度からの説明にすぎないということに気がついたのです。

ちょうど私たちはみな、それぞれが独特の存在であるために、この”唯一のお方”に対してもそれぞれが独特のラベルを考え出したということは、いわば避け得ないことでしたが、そのことが分裂と相違の原因となってはなりません。ある人がその”唯一のお方を”神”と呼び、別の人は”絶対空”とか”アッラー”とか”より高い力”などと呼ぶということが、それぞれを異なった陣営やグループを代表するものとして見なければならないということにはならないのです。私たちは、自分を線の片側に置き、他を線の反対側に置くというようなことをしてはなりません。
実際、そういう線そのものが、そこに存在してはいけないのです。私たちは敵ではないからです。

「はげ頭と苺」P90〜P91

私も本当にそう感じます。

神様について、いろんな解釈があいますが、結局のところ、ただお一人の神様についていろんな角度から表現しているだけで、どれも正しいことを言っていると私は思います。

宗教、教派は、髪の色の違い、目の色の違い、肌の色の違い、究極的には男と女の違いの様に、結局はみな人間には変わりない。
各宗教も根本的には変わりない。
そんな感じがします。
表現の違いです。

同じに、愛のある人間に成るため、もしくは、世界平和をすべての宗教は願っていますよね、目的は同じだと思います。
ならば、同じ目的どうし、手をとりあって、なかよく世界平和実現に向けて進んでいくのは、良いことだし、そうなるのが一番良いと感じます。

憎みあう必要が、どこにあるのでしょうか?

他の宗教を潰そうとしたり、批判する前にやるべき大切なものは多々あると思います。

★--------★--------★--------★--------★-------

*今日も読んでくださり、ありがとうございます!*
↓よろしければ応援クリックお願いします
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 宗教へ
にほんブログ村

★--------★--------★--------★--------★--------


posted by はっぴー at 00:07| Comment(3) | TrackBack(0) | はげ頭と苺 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。