戦後、民主主義の定着のためには、財閥の解体、地主制度の解体とともに、日本の封建的な「家制度」を解体しなければいけないということで、核家族化政策が強力に進められました。
それは、住宅産業の促進につながり、日本の高度経済成長の一翼を担ってくれたという点では非常に良い一面もあったのですが、その結果どうなったかというと、ほとんどの家庭は「核家庭」になりました。
私たちは今も、「自分の家は核家庭だ」と思っているのですが、実は世の中はもっと激しく変わっています。今や、「核家族の時代」は過ぎ去って「個人の時代」になっています。超個人主義時代です。
「秋深しとなりは何をする人ぞ」と詠んで、隣近所との付き合いや人情の薄くなった世相を皮肉を交えて言い合ったのはだいぶ前のことです。今では、「秋深し息子は何をする人ぞ」「父親は何をする人ぞ」と詠まねばならない時代に入ってきました。それぐらい家族の中でもよく分からないという状況になっている面があります。
「うまくいく夫婦仲の法則」P16〜P18

Thanksgiving Grass / OakleyOriginals
いやぁ〜本当に驚きました。
自分の息子や父親の職業も分からないことなんてあるんでしょうか?
・・・・知らないうちにリストラにあっていたり?とかでしょうか・・・?
もちろん、例えだと思いますが、それほど個人的に生きているということなんですね。
個人の自由とか、利益とか、そうゆうものを追求したあげく、何か、さびしい人生を作り上げてしまっているように感じます。
私が小さかった頃と、今の近所付き合いを見たとき、あきらかに交流は減ってきていると感じます。
町内会で、ジンギスカンパーティとか、クリスマス会とか、七夕や花火大会とか、いろいろやった記憶がありますが、今はどうなんでしょう?
何も、東京だから、田舎だからではないように思います。
人見知りしてしまう私という事も原因があるかもしれませんが、それでもさびしく感じてしまいます。
子供にいたっては、尚更、近所付き合いはしないものと思ってしまうかもしれません。
TVやPC、ゲームと、いろいろ便利でおもしろいものがたくさんありますが、それ以上に友達とのいたずらや、なんでもないことが、もっと大事だと感じるのは私だけではないと思います。
また、今の時代だからこそ、より、人との結びつきの大切さを見直して、より一歩進んだコミュニケーションができると信じています。
ブログもそのうちの一つなのかもしれません^^
そう考えると、意識の仕方違いなのかもしれません。
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ラベル:核家族



