2009年08月02日

沈黙の中で得るもの

いくら悪人でも、”本心”はもっているものです。非情で無慈悲な犯罪者も、やはり神様の子供です。これは、罪を犯したり、人に傷害を負わせたりする人を擁護しようとする話では絶対にありません。かえって反対に、いかなる人も、そのような行動をすることができないように防がなければなりません。なぜならば、そのような行為を誘導するのは、本心ではないからです。このようなことは、相手との個人的な怨恨から芽生えた怒り、自分だけのために生きようとする利己的な動機、あるいは自らを引き立たせようとする小心で卑怯な行動などから来る場合が大部分だからです。

本心は、このようなものではありません。神様は、そのような方ではありません。

心の中の沈黙に耳を傾ける経験を通して、私たちは神様のみ言を聞くのです。私たちは、神様の広大さを感じ取り、人類のすべての場面に対される、神様の無限の愛を感じ取るのです。

お互いが自分のためばかりに生きる利己的な姿をご覧になり、泣いていらっしゃる神様の声を聞くのです。神様は、私たちの沈黙にお答えになります。実際の祈祷や修練の中に、あるいは修練を経たのちに得る悟りを通して学びます。

心に平和がない人たち、例えば、いつもほかの人を批判し、いつも不平を言う人たちを見たことがありますか。このような人は、周囲にいるすべての人たちに否定的な影響を与えます。反対に、安定し、平和でよく調和した心の所有者は、その周囲に平和と安定と和合をもたらします。言い換えれば、内的平和と外的平和は、お互いに離れているのではなく、密接に関連しているのです。

修練をしながら、心の中のサタン、すなわち葛藤、焦燥、渇望、恨み、散漫、分裂などと出合うようになります。利己的な自我は、堕落性の奴隷でもあり、貪欲に他人の所有物(意識、人、財物など)を貪ります。また、自分がやりたくないこと(自己中心的性向を変えようとすること、欲心を慎むこと、怨讐を許すことなど)を強く正当化させます。

私たちは、まずこれと闘わなければなりません。利己的自我を平定しなければならないのです。所有しようとし、貪ろうとすることを阻止しなければなりません。静かにさせなければなりません。それが静かになり、これ以上自分だけのために生きる姿にならないようであれば、今からは、もう少し利他的で徳を積むための訓練を始めることができます。

「天和堂」P35〜P39


The Hidden Door / astimewise

SF映画、「ピッチ・ブラック」をご存知ですか?
私の感動した映画の一つですが、(SFが大好きなもので・・・^^;)
この映画に出てくる凶悪犯は、産まれてからの環境、周りの人の影響で、神様は居ないと失望し、その失望から、犯罪に手を染めたと言います。そして、この物語の人々とのふれあいの中で、また、神様を信じようと心がやわらかくなっていきます。
特に、誰かのために生きようとする、命をかけて愛をもって自分自身が変わろうとしている、主人公の女性に心を打たれて変わっていきます。

SFが土台ですので、話としては、現実ばなれしていますが、こうした人間関係としては、ない話ではないように思います。
何に出会うか、本、映画、または、人物に出合うかで、その人の人生も、考え方も、生き方も変わってしまう程に、心の奥底に響き、影響しあうことは確かにあることだと思います。

どんなに小さく、影響力なんて全く無いなんて思っている、私でさえも、回りには、生きている限り、何らかの影響を与えているのは間違いないようです。どのような影響を与えられるのか、それは、私の意識しだい、姿勢しだいなのでしょう。

少なくとも、私の家族には。良いものも、悪いものも、それぞれ影響され、影響させていると思えば、できるだけ良いものを発信したいと感じます。

実際に犯罪を犯すことが無くても、心の中では、いろんな心情がわいてくるのが分かります。良いことも、悪いことも。ただ、理性が勝ってしないだけなのだと思います。

もっと、心から、利他的な、愛のある、そんな良い影響力のある人物になりたいと強く思います。


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posted by はっぴー at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 天和堂 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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