神の二性性相と被造世界
(一)神の二性性相
@神様の神性をいかにして知ることができるか

●無形にいます神の神性は、被造世界を観察することによって、知ることができる。
●作品を見て作者の性稟を知ることができるように、被造万物をみることによって神の神性を知ることができる。
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私たちの住むこの人間を含めた宇宙をみる時、神様が私たちを作られた動機が、よく分かると思います。
私は、細部までよく考えられ、計画されたように感じることから、たんなる偶然にできたものではないと思っています。
神様がいるのかいないのか、論争する前に、私自身をよく見てみるとき、消しゴムにも創造した目的があるように、私自身にも、何かしら目的があって創造されたと考えるのは、ごく自然な考え方なのではないでしょうか?消しゴムよりももっと複雑な構造をもつ私たちが、ただ偶然にできたとは、どうしても思えません。
アメーバーのようなものから、突然変異や進化で人間ができたのではなく、最終段階として、始めから人間を造ろうとされていたと思います。
サルを作る前に、人間を造ろうと先ず、ご計画があったと思っています。そこで、人間の環境に適している、宇宙や地球、植物や動物などを創造されたのだと思います。
ですので、進化ではなく、はじめから人間を作ろうと思い、それに似た近い動物、植物と、最初からそれぞれめざして創造されたのだと思います。
人間と他の動物が受精卵の途中まで似ているのは、創造者が同じだという証なのだと思います。ある法則をもって創造されているからです。
あらゆる動物の声まねができるのも、動物と同じ機能があるのはそのためだと思います。
赤ちゃんのためにいろいろ準備するように、神様は、子供である人間のためにたくさんのものを準備して下さったのだと思います。
それだけ私たちは、特別な存在で、そんな神様を知るだけでも、おのずと自分を大切にし、自然を大切にし、自分以外の全てのものも大切に出来る本来もっている、優しい心が表に現れてくるのではないかと感じます。
科学的に神様を証明した人はまだいませんが、それは、私たちが無知なだけであって、証明できないからといって、神様はいないという証明にはなりません。
その科学でさえ、不完全なものだと思っています。
なぜなら、科学は、神様の一部分を少し発見したにすぎず、全てを明らかにしているわけではないからです。
もし、完全に科学が解かれたとするならば、それこそ、神様の実在の証明になるのではないかと思っています。